「関西古墳サミット」 魅力あるストーリーを

百舌鳥古墳群の活用などについて説明する堺市の担当者=14日、堺市
百舌鳥古墳群の活用などについて説明する堺市の担当者=14日、堺市

世界文化遺産の仁徳天皇陵古墳(堺市)など、古墳を生かした地域活性や観光振興について話し合う「関西古墳サミット」が14日、堺市堺区のフェニーチェ堺(同市民芸術文化ホール)で開かれた。大阪府や兵庫県、関西広域連合に所属する徳島県などから13自治体が参加。古墳を核にしながら、府県を超えた連携の必要性が確認された。

堺市の担当者は、令和元年に世界文化遺産に登録された百舌鳥(もず)古墳群の活用について報告。仁徳天皇陵古墳が一望できるような気球の運行計画などが紹介された。永藤英機市長は「古墳は1600年前の歴史遺産という側面だけでなく、築造技術など現代につながるようなストーリーを作って全国に発信するべきだ」と述べた。

奈良県明日香村の担当者は、飛鳥時代の女帝・斉明(さいめい)天皇の墓とされる牽牛子(けんごし)塚古墳の整備について説明。墳丘の復元や、歴史的意義などを分かりやすく紹介する映像システムについて報告された。

サミットは、一昨年に百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録1周年を記念して大阪府内の自治体で初めて開催。今回は、関西広域連合の構成自治体に対象を拡大して行われた。