馬淵氏、皇統男系男子の養子「門地差別」立民検討委

立憲民主党の皇位継承検討委員会の初会合に臨む野田佳彦元首相、馬淵澄夫国対委員長(左)=14日午前、国会内(矢島康弘撮影)
立憲民主党の皇位継承検討委員会の初会合に臨む野田佳彦元首相、馬淵澄夫国対委員長(左)=14日午前、国会内(矢島康弘撮影)

立憲民主党は14日、国会内で、安定的な皇位継承の在り方を議論する党の検討委員会(委員長・野田佳彦元首相)の初会合を開いた。検討委事務局長の馬淵澄夫国対委員長は会合後、記者団に政府有識者会議の報告書について「非常に問題のある報告書だ」と述べ、党として皇位継承策についての考え方をまとめる方針を示した。

検討委は泉健太代表の直轄組織として設置された。初会合では、報告書について「事実上の白紙回答だ。皇位の安定継承よりも、皇族数の確保に論点をすり替えた」との認識を確認した。

皇統に属する男系男子を養子縁組で皇族にできる案を含むことをめぐり、馬淵氏は「憲法で禁じた門地による差別に当たる。問題点をはらんだ提言がなされていることに懸念を持った」と説明した。

検討委では衆参両院議長が18日に各党代表を集めて行う全体会議を受け、考え方をまとめる時期などを検討する。有識者へのヒアリングも実施する方針だ。