みずほ会長に今井副社長 59歳、若返り加速

みずほフィナンシャルグループ本社とみずほ銀行本店が入るビル=2021年11月26日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
みずほフィナンシャルグループ本社とみずほ銀行本店が入るビル=2021年11月26日午後、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

みずほフィナンシャルグループ(FG)が、4月に退任する佐藤康博会長(69)の後任に今井誠司副社長(59)を充てる方向で最終調整に入ったことが13日、分かった。一連のシステム障害で引責辞任する坂井辰史社長(62)の後任に木原正裕執行役(56)を起用することが内定しており、経営陣の若返りを進めて再発防止と企業風土の改革を急ぐ。

今井氏は旧第一勧業銀行出身。アジア・オセアニア地域本部長などを歴任し、大企業やグローバル企業を担当している。木原氏は旧日本興業銀行出身、みずほ銀の次期頭取に就く加藤勝彦副頭取(56)は旧富士銀行出身。今井氏の会長就任によって、みずほ前身の旧3行のバランスが取られる格好だ。

みずほは17日にシステム障害の再発防止策を盛り込んだ業務改善計画を公表する見通しで、今井、木原両氏の人事は同日に正式決定する予定だ。

みずほは昨年11月、みずほ銀の一連のシステム障害で金融庁から2回目の業務改善命令を受け、坂井氏、佐藤氏、みずほ銀の藤原弘治頭取(60)のグループ3首脳の退任が決まった。だが、その後も昨年末にシステム設定のミスで他行宛ての振り込みが遅れ、今月11日には法人向けのインターネットバンキングでシステム障害が発生した。

今井誠司氏(いまい・せいじ)京大卒。昭和61年第一勧業銀行(現みずほFG)。みずほ銀行副頭取などを経て、令和3年6月からみずほFG取締役兼執行役副社長。