女性職員へのセクハラ認定、元市議に賠償命令 埼玉

埼玉県川越市の新井喜一元市議(72)からセクハラを受けたなどとして、同市の30代女性職員が、新井氏に慰謝料など330万円を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁川越支部は13日、新井氏による性的な発言があったと認定し、110万円の支払いを命じた。

斎藤憲次裁判長は、飲み会での飲酒の強要もあったとし「地位や権力を利用した行為の態様は悪質だ」と指摘した。新井氏は女性の告発で名誉を傷つけられたとして、女性に慰謝料を求めていたが、斎藤裁判長は請求を棄却した。

女性は判決後に記者会見し「新井氏から懲戒処分を申し入れられるなど、二次被害にも苦しんだ。判決には安心した」と話した。新井氏側は「女性の主張をうのみにした判決だ」として即日控訴した。