中国メーカーの情報開示要求 米議会、新疆綿でIOCに

縫製工場で働くウイグル族の作業員ら=2021年5月、中国新疆ウイグル自治区カシュガル(共同)
縫製工場で働くウイグル族の作業員ら=2021年5月、中国新疆ウイグル自治区カシュガル(共同)

米議会の「中国に関する議会・政府委員会」は12日、中国新疆ウイグル自治区で強制労働により生産された綿使用の恐れがあるとして、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、中国メーカー2社との契約情報開示を求めた。2社が北京冬季五輪でIOC関係者らに提供する衣類などが、強制労働で〝汚染〟されている懸念があるとした。

委員会が問題視した2社は中国の大手スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ)と、大手繊維メーカーの恒源祥。両社は北京冬季五輪の公式スポンサーなどとして、IOC関係者らにユニホームなどを提供する。

委員会は12日付のIOC宛て書簡で、2社がいずれも新疆産の綿使用を公言していると指摘。自社製品は強制労働で生産していないとした両社の説明について、信頼できると判断した根拠を示すようIOCに求めた。(共同)