オミクロン株感染者、軽症6割重症ゼロ 817人分析

オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

国立感染症研究所は13日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」感染者のうち軽症者は約6割だったとする分析結果を公表した。半数以上が2回のワクチン接種を済ませており、1回も接種していない人は約2割だった。

同研究所は1月10日までに厚生労働省のシステムに登録された感染者817人のデータを解析。症状のある人は87%で、発熱が最も多く、せきや頭痛、全身の倦怠(けんたい)感などもみられた。軽症者は61・7%で、呼吸困難や肺炎がみられる中等症の人は0・7%、人工呼吸器などが必要な重症者はいなかった。重症度が分からない人もいた。

ワクチンを2回接種した人は59・9%、1回接種した人は3・2%、未接種の人は18・1%で、3回接種した人は1・2%だった。年代別では20代が32%で最も多く、30代が16・4%、40代が15・8%と続いた。