日立、建機株を半分売却へ 伊藤忠商事と国内投資会社に

日立製作所本社の入るビル
日立製作所本社の入るビル

日立製作所が、上場子会社の日立建機の株式を売却する方針を固めたことが13日分かった。保有する51・4%のうち、約半分を伊藤忠商事と国内投資会社の日本産業パートナーズに売却する考え。近く正式に決定する。日立建機は子会社ではなくなり、一時は22社あった日立の上場子会社はゼロになる。

日立は「検討していることは事実だが、現時点で決定していない」とコメントした。

日立はグループ再編を進めており、ITやデジタル分野を中心とした事業の選択と集中を加速させる。日立建機について、売却の是非を令和3年度中に出す方針を示していた。資本関係は一部残し、建設機械分野でのITの活用など協業は続ける見通しだ。

最後まで残った上場子会社2社のうち、日立金属については保有株式の全てを米投資ファンド、ベインキャピタルなどに売却することを既に決めている。