京急、行先案内板の「パタパタ」引退へ 駅のレトロな発車案内

プレートが「パタパタ」と音を立てて回転し、電車の行き先を知らせる京急川崎駅ホームの発車案内装置(京浜急行電鉄提供)
プレートが「パタパタ」と音を立てて回転し、電車の行き先を知らせる京急川崎駅ホームの発車案内装置(京浜急行電鉄提供)

京浜急行電鉄は12日、プレートが音を立てて回転し電車の行き先を知らせる駅ホームの発車案内装置を、2月中旬に廃止すると発表した。レトロさと「パタパタ」の愛称で鉄道ファンに人気があり、同社では京急川崎駅(川崎市)に唯一残っていた。引退記念のグッズ販売やツアーを企画している。

京急によると、正式名称は「フラップ式列車発車案内表示装置」で昭和61年に初導入。同社は最大10駅ほどに設置し、他の鉄道会社でも広く使われたが、発光ダイオード(LED)の表示装置に置き換えられ、姿を消しつつある。京急川崎駅に現存するのは、平成13年設置の〝2代目〟という。

京急はパタパタを模した台紙とセットの記念乗車券やキーホルダー、定規などを販売する。2月4日の終電後には京急川崎駅でナイトツアーを実施し、参加者のリクエストに応じてさまざまな行き先を表示する。

「パタパタ」の愛称で知られる発車案内装置を模した台紙と記念乗車券(京浜急行電鉄提供)
「パタパタ」の愛称で知られる発車案内装置を模した台紙と記念乗車券(京浜急行電鉄提供)