上野の双子パンダ一般公開 抽選当選者に3日間限定

上野動物園の双子のジャイアントパンダ、レイレイ(左)とシャオシャオ=10日(上野動物園提供)※双子はともに201日齢※
上野動物園の双子のジャイアントパンダ、レイレイ(左)とシャオシャオ=10日(上野動物園提供)※双子はともに201日齢※

上野動物園(東京都台東区)で、双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が12日、初めて一般公開された。同園は新型コロナウイルスの影響で11日から臨時休園中だが、双子のパンダ公開のみ、既に観覧の抽選が済んでいる12~14日の当選者約3千人を対象に実施する。抽選の平均倍率は348倍だった。

この日は当選者のうち約800人が来園し、双子と母親の「シンシン」と約1分間対面。来園者によると、双子は木の上でササを食べたり、枝で遊んだりして活発に動き、初の一般公開にも緊張せずに堂々としていたという。

家族と訪れた都内の小学4年、森蕾光(つぼみ)さん(10)は「家族全員がパンダ好きで、会えるのをずっと楽しみにしていた。木から落ちそうになったりしてかわいかった」。朝5時から並び、先頭で見たという都内のデザイン業、川添尚子さん(55)は「休園中に見せて頂き感謝。もしかしたら見られないと思っていたので本当に感動した」と喜んだ。

2頭のパンダは昨年6月23日に同園初の双子として誕生。名前は8月に行った公募から、夜明けの光がさして明るくなるという意味の「暁暁(シャオシャオ)」、蕾(つぼみ)から美しい花が咲いて未来へとつながることを示す「蕾蕾(レイレイ)」となった。

上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(左)とレイレイ(中央)。右は母親のシンシン=10日(上野動物園提供)※双子はともに201日齢※
上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(左)とレイレイ(中央)。右は母親のシンシン=10日(上野動物園提供)※双子はともに201日齢※

同園教育普及課の担当者は「初の双子で、コロナ禍により中国の専門家も呼べない中、無事に公開できてうれしい。園の再開は未定だが、感染状況をみて判断する」と話した。