ウクライナ侵攻なら「ロシアに大きな代償」　米国務長官、外相電話会談で

ブリンケン米国務長官は１１日、ウクライナのクレバ外相と電話会談し、ウクライナ国境付近で軍部隊を増強するロシアが侵攻した場合には「途方もなく大きな代償を払わせる」と述べ、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国がロシアに強力な経済制裁を科すと改めて警告した。

ブリンケン氏は１０日にスイスで開かれた米ロの「戦略的安定対話」の結果を伝え、１２日のＮＡＴＯロシア理事会や１３日の欧州安保協力機構（ＯＳＣＥ）でもウクライナの意向を踏まえて協議に臨む考えを示した。（共同）