「月はどっちに出ている」「血と骨」などで知られる映画監督で、日本映画監督協会理事長の崔洋一さん(72)が12日、がんの闘病中であることを共同通信の取材に明らかにした。
崔さんは「映画監督としても監督協会の理事長としても、ぜひ、これはやりたいという仕事が幾つかある。そのために、まず治療に専念したい」と話している。
崔さんによると、3年前にぼうこうがんが見つかり、令和2年4月に全摘手術を受けた。昨年春、がんがリンパ節などに転移していることが分かり、2週間入院。今月から新たな抗がん剤治療を受けるという。