欧州エアバス3年連続納入首位 611機、米ボーイングに大差

2021年の民間航空機の納入数で欧州のエアバスが前年比約8%増の611機となり、3年連続で世界首位となったことが11日、分かった。新型コロナウイルス禍で急減した需要が回復し、主力小型機「A320」が牽引して競合の米ボーイングの340機に大差をつけた。

エアバスのフォーリ最高経営責任者(CEO)は「不確実性は残るが、需要を満たすために22年は生産を拡大する」とコメントした。コロナの新変異株による影響は懸念されるものの、成長が続くとの認識を示した。

ボーイングの納入数は約2・2倍となった。2度の墜落事故による運航停止措置が解除された主力小型機「737MAX」の納入が進展した。品質問題の頻発で一時的に生産を減らした中型機「787」を巡る対応が今後を左右しそうだ。

エアバスはコロナ禍前の19年に863機を記録し、8年ぶりにボーイングから首位を奪取していた。(共同)