オール千葉で「SDGs」推進 県、経済界がネットワーク

SDGsを象徴する17色に彩られた、県のマスコットキャラクター「チーバくん」のシンボルマーク(県提供)
SDGsを象徴する17色に彩られた、県のマスコットキャラクター「チーバくん」のシンボルマーク(県提供)

より良い世界の構築に向けて国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みを千葉県内でも進めるため、県内の経済団体や金融機関などが推進ネットワークを発足させた。県は既に、SDGsに積極的に取り組む企業などのパートナー登録制度を創設しており、同ネットワークとも協力して目標達成への機運醸成を図る。

SDGsは、2015年の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記されている国際目標。貧困や気候変動、平和などに関する17項目からなり、30年までの達成を目指している。

同ネットワークには、県商工会議所連合会や県経済同友会をはじめとした8団体や千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の3行が参加し、県内企業や個人事業主などのほぼすべてを網羅。互いの情報共有や、登録企業を増やすための周知活動などを想定している。

千葉銀本店(千葉市中央区)で7日に行われた同ネットワークの発足式には、各団体や銀行のトップが出席。県商工会議所連合会の佐久間英利会長は「民間の取り組みだけでは限界がある。オール千葉で連携することが必要だ」とネットワークの意義を強調した。

また、特別会員である県の熊谷俊人知事も「パートナー登録制度の裾野を広げるに当たり、大変心強い」と歓迎姿勢を見せた。

県のパートナー登録制度は、県内に事務所を置く企業や団体、学校法人などが対象。環境や社会、経済といった3つの側面で、具体的な目標を設定しながら取り組みを推進していることが登録の要件となる。

登録企業は県ホームページなどで紹介され、県のマスコットキャラクター「チーバくん」を活用したSDGsのシンボルマークを使用できる。