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猟銃立てこもり、男の身柄確保

20年前の殺人、無罪主張へ

送検のため広島県警福山西署を出る竹森幸三容疑者=27日午前7時
送検のため広島県警福山西署を出る竹森幸三容疑者=27日午前7時

2001年に広島県福山市の住宅で主婦=当時(35)=が刺殺された事件で、殺人罪などで昨年起訴された無職竹森幸三被告(67)の弁護人が12日、裁判で無罪を主張する方針を明らかにした。県警の取り調べの中で、容疑を認める調書を作成されたと被告が述べているという。裁判の日程は決まっていない。

広島市内で記者会見した犬飼俊哉弁護士によると、竹森被告は逮捕時「記憶にない」と否認。取り調べでは「DNA型は(現場の遺留品と)一致しており、おまえがやったに違いない」と言われたという。「今後取り調べの映像などを確認していくが、調書の取り方に問題があったのではないか」と述べた。

また、検察側から示されたのは、一致したというDNA型の証拠だけで、鑑定方法にも疑問が残るとした。

事件は01年2月6日に発生。警備会社の通報で駆け付けた警察官らが、果物ナイフで左脇腹を刺され死亡している主婦を発見した。20年後の昨年、県警は別の事件で竹森被告のDNA型を採取し、主婦の靴下に付いていた血痕と型が一致したとして、10月に殺人容疑で逮捕した。