産廃処理法違反疑いで逮捕 山梨、県の撤去命令応じず

山梨県警本部=甲府市丸の内(渡辺浩撮影)
山梨県警本部=甲府市丸の内(渡辺浩撮影)

産業廃棄物を撤去するよう求めた山梨県の措置命令に従わなかったとして、山梨県警は12日、廃棄物処理法違反(措置命令違反)の疑いで、同県北杜市の「バイオ・テック・ジャパン」役員、佐田和彦容疑者(75)=同県北杜市明野町=を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、バイオ社が市内2カ所に放置した産業廃棄物に関し、平成28年に県から撤去の措置命令を受けたが、従わなかったとしている。

県や捜査関係者によると、産業廃棄物は、24~26年にかけてバイオ社が管理していた土地に持ち込まれた。内部で硫化水素が発生し、県が28年3月に同社や廃棄物を持ち込んだ静岡の業者2社に撤去を命令。県は30年に行政代執行法に基づき、廃棄物をセメントで固める工事を行い、令和元年に刑事告発していた。