産経抄

1月12日

出発点は、鉄棒の蹴上がりだった。昨日現役引退を正式表明した体操の内村航平選手(33)は、小学校1年生の時に成功している。といっても、周りの同学年の子供たちには後れを取っていた。

▼何百回も失敗を重ねた後、ある日突然できるようになる。「オリンピックや世界選手権で金メダルを取った時より何百倍もうれしかった」。インタビューで何度も語っている。

▼6種目で争われる個人総合でロンドン、リオデジャネイロ五輪を連覇、世界選手権でも6連覇を果たしている。キングと呼ばれた内村選手は、合計28個のメダルを獲得した。同時にもうひとつ、すごい数字を残している。蹴上がりに始まってH難度の大技まで、習得した技は約500に達している。トップ選手の間でも他に例がないという。

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