韓国最高裁、三菱重工の抗告また棄却 資産売却命令の可能性

韓国最高裁判所=ソウル(桐山弘太撮影)
韓国最高裁判所=ソウル(桐山弘太撮影)

【ソウル=時吉達也】2018年、韓国最高裁が三菱重工業に賠償を命じた元女子勤労挺身隊員らによる訴訟で、同最高裁は韓国内資産の差し押さえを不服とした三菱重側の再抗告を棄却した。聯合ニュースが11日、報じた。

決定は昨年12月27日付。近く、差し押さえられた資産について売却命令が出る可能性がある。この訴訟ではすでに、別の原告が差し押さえた商標権などについて三菱重側の再抗告が棄却されており、その後、韓国中部・大田(テジョン)地裁が売却命令を出した。

三菱重側は大田地裁の命令に対する抗告手続きを進めている。昨年12月には、日本製鉄(旧新日鉄住金)の資産に対し、三菱重に続く2例目の売却命令が出ている。