大阪知事、濃厚接触者の待機期間短縮を国に要請へ

記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=11日午後、府庁
記者団の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事=11日午後、府庁

大阪府の吉村洋文知事は11日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に感染した人の濃厚接触者について、原則14日間としている自宅待機期間を短縮するよう国に要請する考えを示した。オミクロン株が急拡大する沖縄で医療従事者らの欠勤が相次ぎ、「ウイルスの潜伏期間に合わせた対応を考えないと社会が成り立たなくなる。社会インフラの停止は避けるべきだ」と語った。

吉村氏はオミクロン株の潜伏期間について、最大14日間とされた従来株と異なり、3日間との報告があると指摘。医療や介護、保育など社会生活維持に不可欠なエッセンシャルワーカーらは原則5日間に短縮し、事前の陰性確認で出勤可能とするよう国に要請するという。

また退院基準の見直しにも言及した。現行ではワクチン接種者であれば原則発症から10日間が経過し、未接種者は症状改善後PCR検査で2回連続の陰性確認が必要だが、吉村氏は「数多く陽性者が出れば成り立たない」として、国に改定を求めていくとした。