往年の名車がEVで再生 騒音無く、脱炭素に貢献

両備ホールディングスがEV化した「ロンドンタクシー」=2021年12月、岡山県吉備中央町
両備ホールディングスがEV化した「ロンドンタクシー」=2021年12月、岡山県吉備中央町

クラシックカーなどを電気自動車(EV)に再生する「コンバートEV」が注目を集めている。古い車は修理や部品確保などが難しいが、EV化すればエコカーとして思い入れのある往年の名車に乗り続けることができる。脱炭素や騒音問題などに対応したいとするオーナーの声に応えようと、新規参入する企業も出ている。

両備ホールディングスがEV化した「ロンドンタクシー」の内部=2021年12月、岡山県吉備中央町
両備ホールディングスがEV化した「ロンドンタクシー」の内部=2021年12月、岡山県吉備中央町

岡山県の両備ホールディングス(HD)は1978年に英国から輸入した「ロンドンタクシー」をコンバートEVに改造した。経年劣化した箇所を修復してモーターやバッテリーを搭載し最高時速は95キロ。1回の充電で100~120キロが走行可能。EV化の費用は1台1千万円ほどを想定する。

オズコーポレーション(横浜市)は約10年前から同事業を展開。費用は車両を持ち込んだ場合で約500万円から。年間数十件の問い合わせがあり、これまでに50台以上の改造を手掛けた。

オズコーポレーションがEV化し、充電中の車=2021年
オズコーポレーションがEV化し、充電中の車=2021年