3回目もファイザー製人気か 大阪市が調査

調査結果が報告された大阪市の新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議=11日午後、大阪市役所
調査結果が報告された大阪市の新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議=11日午後、大阪市役所

これまでに米ファイザー製を接種した人は3回目もファイザー製を選ぶ人が9割以上-。大阪市は11日に開いた新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議で、3回目の追加接種に関する市民アンケートの結果を公表した。

市は昨年11月22日からの3日間、20~60代の男女を対象にウェブ上でのアンケートを実施。各年代400人から回答を得た。

それによると、ファイザー製を接種した人が3回目もファイザー製を希望する人は94・4%。これに対し、モデルナ製を過去に接種した人が、3回目にモデルナ製を希望する人は63・9%にとどまった。3回目はファイザー製を接種する「交互接種」を求める人は35・6%だった。

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調査結果には交互接種への不安や、副反応の強さからモデルナ製を敬遠したい意図が反映されたとみられる。

一方、3回目接種を希望する人は全体の66・7%。「迷っている」が28・3%、「希望しない」が5%だった。「迷っている・希望しない」主な理由として、3回目の副反応が心配とする回答が56・7%でトップ。2回目までの接種の副反応がつらかったからという回答が34・6%で続いた。

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