北朝鮮が日本海に飛翔体発射 韓国軍発表、5日に続いて

金正恩・朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)
金正恩・朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)

【ソウル=桜井紀雄】韓国軍合同参謀本部は11日、北朝鮮が日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。日米韓当局がミサイルとみて、詳しい種類の分析を急いでいる。北朝鮮は5日に内陸部の慈江道(チャガンド)から日本海に弾道ミサイル1発を発射したばかり。

北朝鮮は、年明け早々にミサイル発射を繰り返すことで、今年も軍備増強を加速させる姿勢を誇示した形だ。

5日のミサイル発射について、北朝鮮は翌日、国営メディアを通じて「極超音速ミサイル」の発射実験に成功したと公表したが、韓国軍は、極超音速兵器の技術に到達せず、一般的な弾道ミサイルだったとの分析結果を示した。

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