他部署から保健所に10人派遣 感染拡大で奈良市

奈良市保健所で新型コロナウイルスの対応に当たる職員ら
奈良市保健所で新型コロナウイルスの対応に当たる職員ら

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による感染が急拡大する中、奈良市は11日、市保健所へ他部署から職員10人を派遣した。保健所への応援経験がある職員が多く、3月末までPCR検査や入院・入所調整、濃厚接触者の特定といった業務に当たる。

仲川げん市長はこの日、市役所で応援職員を前に訓示。「第6波が到来し、県内の感染者も急増している。重症化予防のためにも、過去の経験を生かし、しっかりと対応してほしい」と話した。

市によると、市保健所内で新型コロナ対応に当たる職員は昨年8月始めは約50人だったが、その後増員を図り、今回の派遣で約80人になる。感染が拡大すればさらに増員の可能性があるという。

3回目の派遣となる市廃棄物対策課の池之畑祐介さん(26)は、「先の見えない状況が続いているが、市民が安心安全に生活を送れるよう、全力で職務にあたりたい」と話した。