無人観光船、離島へ運航 世界初の実証実験、横須賀

実証実験で自動航行する小型観光船「シーフレンドゼロ」=11日午後、神奈川県横須賀市
実証実験で自動航行する小型観光船「シーフレンドゼロ」=11日午後、神奈川県横須賀市

日本財団と神奈川県横須賀市などは11日、小型観光船「シーフレンドゼロ」(全長14メートル)が同市中心部と無人島・猿島間の約1・7キロを無人運航する実証実験を公開した。日本財団は、小型観光船による同様の実証実験は世界初としている。

船は市内のターミナルを出発してから、猿島の桟橋に到着するまで自動航行。搭載した複数のセンサーで前方の船を検知し、自律操船システムにより進路を変更して避ける手順も確認した。

日本財団は令和2年2月に無人運航船の開発プロジェクトを開始した。実証実験を繰り返し、7年の本格的な実用化を目指している。同財団の担当者は「海の事故の減少や海上運送の人手不足の解消などにつなげたい」としている。