ピコ太郎さん、農泊応援ソングを披露

金子原二郎農水相(左)を表敬訪問し、記念撮影に応じるシンガーソングライターのピコ太郎さん=11日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
金子原二郎農水相(左)を表敬訪問し、記念撮影に応じるシンガーソングライターのピコ太郎さん=11日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

農山漁村の民宿や古民家に滞在する「農泊」を推進する農林水産省に11日、歌手のピコ太郎さんが来省。金子原二郎農水相を表敬訪問し、自作の農泊応援ソング「NOU HAKU~田舎に泊まりたい!~」をダンスを交えながら披露した。

ピコ太郎さんは、農泊の認知拡大に向けて広報活動を行う「農泊ファンバサダー」にこのほど就任した。昨秋はピコ太郎さんの「プロデューサー」である、古坂大魔王さんが青森県南部町で農泊を体験。その経験談から楽曲へのインスピレーションを得たという。

楽曲は「明るくアゲアゲ。農村漁村に行っちゃえとあえてパーティー風に仕上げた」(ピコ太郎さん)曲調で、振り付けには歌詞にあわせて稲刈りや釣りの動作も盛り込んだ。

披露後に「農泊って何だろうと、(聞いた人の)最初の引っ掛かりになれば」と話したピコ太郎さんに対し、金子農水相は「子供たちに訴えるものがあればお父さん、お母さんも動く。(今回の楽曲には)期待が持てる」と応じた。

表敬後にピコ太郎さんは記者団に対し「農泊で、脳や心に残る体験をしてもらえれば」と話した。

農泊は農山漁村滞在型旅行のこと。令和2年度末で全国554地域が農泊推進対策地域に採択されており、農林・漁業や食、自然など、域内資源を生かした体験プログラムを展開する。元年度の延べ宿泊者数は589万人泊と前年度比10・7%増の伸びを示したが、コロナ禍影響を受けた2年度は390万人泊と3割減。同省は農泊推進に向けては認知拡大を課題としており、今回のピコ太郎さんの起用になった。