花婿に冷水、家内安全を 福島・いわきの奇祭「水祝儀」

福島県いわき市の奇祭「水祝儀」で冷水を浴びせられる遠藤克明さん(左)ら3人の花婿=10日午後
福島県いわき市の奇祭「水祝儀」で冷水を浴びせられる遠藤克明さん(左)ら3人の花婿=10日午後

住民が花婿に冷水を浴びせる奇祭「水祝儀」が10日、福島県いわき市平沼ノ内の愛宕神社で行われた。約400年続き、清らかな水を浴びることが、家内安全や地区の発展につながると伝えられている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となり2年ぶり。

新婚の会社員遠藤克明さん(25)ら3人がマスクを着け浴衣姿で登場。しめ縄で囲まれた砂の上に立つと、地区の若者4人から冷たい井戸水を頭などに3回浴びせられた。

遠藤さんは「人生で一番寒かった」と話し、妻萌子さん(25)は「頼もしい一面を見ることができた。今年はコロナが収束して楽しい一年になってほしい」と期待した。