ロシアのカザフ派兵に米国務長官疑問「説明を」

9日、カザフスタン・アルマトイの空港で訓練するロシアの平和維持部隊(ロシア国防省提供、タス=共同)
9日、カザフスタン・アルマトイの空港で訓練するロシアの平和維持部隊(ロシア国防省提供、タス=共同)

ブリンケン米国務長官は9日、カザフスタンが暴動に対応する治安維持のためとしてロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)の部隊派兵を受け入れたことを巡り「なぜ呼ぶ必要があると感じたのか本当に疑問を感じる。明確な説明を求めている」と述べた。CNNテレビで語った。

ロシアは旧ソ連のジョージア(グルジア)やモルドバなどのロシア系住民の多い地域に軍駐留を続け、影響力を保っている。ブリンケン氏は7日、記者団に「近年の歴史的教訓として、ロシア人がいったん家に入ると、出て行かせるのが非常に難しいことがある」と強調しており、カザフで類似の事態に発展する懸念を抱いているようだ。

ブリンケン氏は9日、ABCテレビで、カザフのトカエフ大統領がデモ隊鎮圧のために射殺命令を出していると指摘し「間違っており、取り消すべきだ」と訴えた。(共同)