安価なWindowsタブレット端末でベスト マイクロソフト「Surface Go 3」
◎「WIRED」な点
「Surface Go 3」はWindowsの実力を、すべてとまでいかなくとも十分に発揮してくれる。さらにとても軽量で、形も持ち運びに便利だ。好きになれるところはいくつもある。ファンレス構造のPCであり、シャープで明るい10.5インチのディスプレイとドライブ容量を増やせるmicroSDカードスロット、カバーを兼ねる美しい小型キーボードなども備えている。
△「TIRED」な点
バッテリーのもちが「Surface Go 2」より悪化している。素晴らしいキーボード付きカバーは別売りだ。8GBのRAMとキーボードをつけると価格はほぼ倍になる。
買い得なノートPCの見つけ方
ノートPC購入のヒント
予算が厳しく、買い得なPCを購入したい人や埋め立て地行きの製品を救い出したい人は、中古品や再生品の市場を検討してみる価値はある。個人的な経験でも、これまでオークションサイトなどでさまざまな出品者(プロフェッショナルと一般市民の両方)からノートPCを運よく購入できている。
最高の取引を成功させるには、市場を知らなければならない。まずは調査し、自分のニーズに合ったモデルを見極めよう。中古品のなかで最も入手しやすい製品、つまり(たいていは)最もお買い得な製品は、退屈なビジネス向けモデルであることが多い。そのなかでも気に入っているのはレノボの「ThinkPad」シリーズだ。大企業で使われ、その後すべて一度に捨てられるので選択肢が多く、価格も安い。
狙うべき仕様:古くとも第9世代のインテル「Core i3」プロセッサー、8GBのRAM、128GBのストレージ(できればSSD)、最低でもHDに近い13インチのディスプレイを搭載したノートPCを狙うべきだ。
中古ノートPCを探す:欲しい製品が決まったら、ネットオークションなどで検索してみよう。検索結果から「売買が成立した商品のリスト」を表示してほしい[編註:日本の「ヤフオク!」では、過去180日間に落札された商品を表示する機能がある]。次に、直近10売買の落札価格を合計して10で割る。この平均価格が、支払う金額の上限だ。
最も低い落札価格を覚えておいてほしい。この価格で落札できれば最高だ。この段階で、最低価格と平均価格の間にある商品を見つけよう。それらが、検討の対象となるお買い得品だ。
いくつかについて、取引終了まで見ることをおすすめする。入札も参加も一切しない。ただ最後まで見守り、最終的にどこまで価格が上がるか確かめてほしい。
市場の状況と支払うべき金額を掴めれば、お買い得品かどうかがわかるはずだ。お買い得品が見つかっても、まずは待ってほしい。オークションの最後の数分まで、入札してはいけない。ほかの入札者に反応する隙を与えないためだ。
もしチャンスを逃しても、それが世界の終わりではないことを忘れないでほしい。ネットオークションや個人売買サイトには、常に新しいものが出品されている。