予算超過だがパワフル エイサー「Swift 3」2021年モデル
◎「WIRED」な点
「Swift 3」は素晴らしいノートPCだが、700ドル(約80,000円)という予算を超過している。しかし、金銭的に余裕があるなら価値ある投資だろう。
Swift 3の薄く無駄のないデザインの筐体には、パワフルなインテルの「Core i7」チップ、8GBのRAM、256GBのSSD、解像度が1,920×1,080ピクセルのIPS液晶ディスプレイ(IPS液晶ディスプレイは一部の液晶ディスプレイより少し優れたディスプレイだ)が収まっている。動画を視聴するバッテリー消耗テストでは高得点を獲得した。また、USB-Cポートひとつを含む4つのUSBポートを備えている。Core i5モデルも試してみたところ、バッテリーの持続時間は長いが演算能力は著しく低かった。
△「TIRED」な点
今回テストしたなかでは最も高価な“格安”ノートPCだ。
「Chromebook」派におすすめ エイサー「Spin 713」
◎「WIRED」な点
グーグルの「Chrome OS」にこだわる場合、はるかに高価なグーグルの「Pixelbook」シリーズを除けば、エイサーの「Spin 713」が最高の体験をもたらしてくれる。8GBのRAMとインテルのCore i5チップのおかげでChrome OSはサクサク動き、動画を視聴するテストではバッテリーは12時間近くもった。画面は驚くほど明るく、3:2のアスペクト比は文書の編集やインターネット閲覧にも適している。
△「TIRED」な点
インテルCore i5チップを搭載したモデルは、Chromebookとしては高価な部類に入る。安価な「Core i3」チップ搭載モデルでも性能は十分だろう。
400ドル以下のタブレット端末でベスト アップル「iPad」2021年モデル
◎「WIRED」な点
本当に安価なノートPCが必要だろうか? タブレット端末で十分ではないだろうか? 21年に発売された10.2インチのiPadは、一部の人にとってノートPCの完璧な代替品になるだろう。バッテリーの持続時間が長く、ソファーでインターネットを閲覧したり、ベッドで映画を観たりできるだけでなく、日中にちょっとした仕事をこなせる端末を求める人にぴったりだ。
△「TIRED」な点
難点があるとすれば日中に仕事をこなすときだ。文書作成やウェブベースのツールなどiPadが得意とするタスクが中心であれば、iPadはとても役に立つ。iPadで動かないソフトウェアを使う仕事であれば、ノートPCを手に入れたほうがいい。
Chrome OSタブレット端末でベスト レノボ「IdeaPad Duet Chromebook」
◎「WIRED」な点
レノボの「IdeaPad Duet Chromebook」はChrome OSを最も楽しめる製品だ。写真編集など小さな画面では難しいタスクもあるが、インターネットの閲覧やメール、オンラインでの文書編集、家族とのビデオ通話にも最適である。コンパクトで軽く、驚くほど頑丈で、キーボードは高価なiPadや「Surface Go」のものにも負けていない。
△「TIRED」な点
Chrome OSに関する注意事項はこの製品にも当てはまる。つまり、これはブラウザーベースのタスクを実行するためのPCであり、それ以上でもそれ以下でもないということだ。