春高バレー

古川学園、堅守に手を焼く「相手が上だった」

【第74回春の高校バレー 女子決勝 就実(岡山)対古川学園(宮城)】第2セット、ブロックに跳ぶ古川学園の阿部明音(10)、鈴木玲香(1)=9日、東京体育館(撮影・甘利慈)
【第74回春の高校バレー 女子決勝 就実(岡山)対古川学園(宮城)】第2セット、ブロックに跳ぶ古川学園の阿部明音(10)、鈴木玲香(1)=9日、東京体育館(撮影・甘利慈)

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるバレーボールの第74回全日本高校選手権(産経新聞社など主催)は9日、東京体育館で5セットマッチ(3セット先取)の男女決勝が行われ、女子の古川学園(宮城)は就実(岡山)に敗れた。

古川学園は、またも就実の壁を乗り越えられなかった。悔し涙をのんだ前回大会準決勝でも立ちはだかった深沢めぐみ、つぐみ姉妹に打ち込まれた。3年生で唯一レギュラーの鈴木玲香は「悔しさが大きいが、自分たちのバレーはできた」とうなずいた。

しぶとい守備に手を焼いた。身長195センチの留学生エース、タピア・アロンドラ(2年)の強打が思うように決まらず、最後は「体力が続かなかった」と岡崎典生監督。第2セットを29-27で取り返したが、反撃もここまでだった。

前回大会後、体育館の倉庫に「就実を倒して必ず日本一になる」と書いた紙を貼った。この日のために苦しい練習を乗り越えてきたが、鈴木玲は「相手の方がまだまだ上だった」と完敗を認めた。前回は4強、前々回は準優勝だった。チームの支えとなってきた最上級生は「来年こそは三度目の正直でリベンジしてほしい」と後輩に夢を託した。(川峯千尋)