焼き肉店立てこもり、逮捕の28歳男「死刑にしてくれ」 爆発物は所持せず

刃物を持った男が立てこもる飲食店に突入する警察官=9日午前0時9分、東京都渋谷区(春名中撮影)
刃物を持った男が立てこもる飲食店に突入する警察官=9日午前0時9分、東京都渋谷区(春名中撮影)

東京都渋谷区代々木の焼き肉店に男が立てこもった事件で、警視庁に身柄を確保された男が「人生を終わらせてくれ」「死刑にしてくれ」などと供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査1課によると、逮捕監禁の現行犯で逮捕された男は、住所・職業不詳の荒木秋冬(あきと)容疑者(28)。

8日午後9時20分すぎ、焼き肉店で店長を人質に立てこもった。牛刀や果物ナイフを所持し、店長に「爆弾を起動した。騒ぐな、警察に連絡しろ」とするメモを手渡したという。店長が110番通報した。

荒木容疑者は爆発物を入れたとする箱を3個持っていたが、捜査1課は、いずれも爆弾ではないとみている。店の出入口をイスでふさぐなどしていたが、捜査1課の特殊班が9日午前0時すぎに、閃光(せんこう)弾を撃ち込むなどした後、突入し、身柄を確保した。店長にけがなかった。