コロナ禍2回目の成人式 群馬、警戒しつつ華やぎも

式を終え記念撮影に興じる新成人たち=9日、前橋市
式を終え記念撮影に興じる新成人たち=9日、前橋市

「成人の日」(10日)を控えた9日、群馬県内の33市町村で成人式が行われ、昨年に続いて新型コロナウイルスの感染防止に配慮した分散開催などの祝賀風景となった。ただ、コロナ禍の式典も2年目とあって運営にも余裕が漂い、振り袖や背広姿の新成人たちのマスク扱いも慣れたもの。各会場周辺は華やかな笑い声に包まれた。

ヤマダグリーンドーム前橋(前橋市岩神町)を会場に式典を行った前橋市は、今年も3密回避のため午前と午後の2部構成とし、マスク着用に検温しての入場などの措置を施した。一方で、今年は江戸時代から約400年続く新春恒例の「初市まつり」と式典の日が重なったことから、市は式典後半の抽選会の景品として高さ12センチのダルマを20個提供するなど、祝賀ムードを盛り上げた。

式典終了後、会場脇の前橋公園で振り袖姿で撮影していた女性は「東京の大学に進学後、友人と会うのは久しぶりで、風もなく穏やかな日和になって、よかったです」と話した。

同様に2部構成としたのは桐生、安中、みどり市など。太田市は3部に分けて実施。一方、高崎市は7つの地域ごとに開催、旧高崎地域は2部構成とし、伊勢崎市は中学校区ごとに分けてとり行った。

県によると、今年の県内の新成人は2万316人(昨年10月1日現在)で、前年を346人下回り、記録が残っている平成元年以降で最も少ない。この間、最多だった6年の3万4192人から約1万4000人、40%減ったことになる。