米、対ロ演習制限は交渉可 NATO不拡大の保証拒否

米政府高官は8日、一連の対ロシア協議を前に電話記者会見し、緊張が高まるウクライナや周辺での米欧側の軍事演習やミサイル配備の制限は、ロシアの同様の対応を条件に交渉可能との考えを示した。ロシアが求める米欧軍事同盟「北大西洋条約機構」(NATO)のウクライナなどへの東方不拡大の保証には「決して同意しない」との意向を表明し改めて拒否した。

欧州では、米ロの戦略的安定対話、対ロ協力の枠組み「NATOロシア理事会」や欧州安保協力機構(OSCE)の協議が13日までに行われる予定。米高官はいずれも、米政府やNATO内、ウクライナとの調整が必要で、最終結論は出ないとの見通しを示した。(共同)