将棋王将戦、9日開幕 渡辺王将に藤井四冠挑む 4冠対3冠の頂上決戦

将棋の第71期王将戦七番勝負第1局を前に会見した(左から)渡辺明王将、藤井聡太竜王=静岡県掛川市
将棋の第71期王将戦七番勝負第1局を前に会見した(左から)渡辺明王将、藤井聡太竜王=静岡県掛川市

将棋の渡辺明王将(37)=名人・棋王=に藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=が挑戦する第71期王将戦七番勝負は9、10の両日、静岡県掛川市で開幕する。第1局を前に両者は8日、記者会見し、藤井四冠は「一手一手、しっかり考えていい内容にしたい」と抱負を述べた。

今回はタイトル戦史上初の4冠対3冠の頂上決戦。渡辺王将が4連覇を果たすか、藤井四冠が初の王将獲得で4人目の5冠を達成するか、今年の将棋界の行方を左右する大一番だ。

両者のタイトル戦での激突は第91~92期のヒューリック杯棋聖戦の2回で、藤井四冠が6勝1敗と優位に立つ。渡辺王将との2日制での対戦は初となる。

渡辺王将は「藤井さんは厳しい相手。タイトル戦は昨年の棋聖戦以来になるが、その間に取り組んできたことを出せれば」と語った。対する藤井四冠は「(4冠対3冠の対決について)タイトルの数は意識しない。注目されているシリーズで、それにふさわしい内容の将棋を指したい」と意気込みを話した。

七番勝負は持ち時間各8時間。9日は午前9時に対局が開始される。