米12月失業率改善、3%台 コロナ流行前以来の低水準

米労働省が7日発表した2021年12月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、失業率は0・3ポイント改善の3・9%と新型コロナウイルス流行前の20年2月(3・5%)以来の低水準だった。新型コロナウイルス禍からの回復傾向を示した。だが、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数は前月比19万9千人増と、増加幅は市場予想の40万人を大幅に下回った。

バイデン大統領は7日の演説で失業率が3%台に改善したことを歓迎し、政策の成果だと強調。「この1年間の失業率の低下幅は、米国史上で最も大きい」と訴えた。

昨年12月の就業者数は民間部門で21万1千人増えた。製造業は2万6千人、建設業も2万2千人増えた。接客・レジャーも5万3千人増。一方、小売りは約2千人、政府部門は1万2千人それぞれ減った。

失業率は昨年7月から改善が続いている。ただ、20年2月と比べると全体の就業者数は約360万人少ない。(共同)