ナザルバエフ氏に出国報道 デモ受け動向臆測、雲隠れ

カザフスタンのナザルバエフ前大統領(タス=共同)
カザフスタンのナザルバエフ前大統領(タス=共同)

政府への抗議デモが拡大した中央アジア・カザフスタン情勢を巡り、一部メディアが7日、2019年まで約30年間の長期政権を敷いたナザルバエフ前大統領(81)が出国したと報じるなど、前大統領の動向に注目が集まっている。デモは隠然たる影響力を維持するナザルバエフ氏らへの不満が爆発した格好だが、同氏は公の場に姿を見せず、さまざまな臆測を呼んでいる。

地元メディア「オルダ」は7日、情報筋の話としてナザルバエフ氏が娘らと共に出国したと伝えた。行き先や理由は明らかにされておらず、信ぴょう性は不明だ。ロシアのジャーナリストは5日、外交筋の情報としてナザルバエフ氏が治療のために出国の準備をしていると会員制交流サイト(SNS)に投稿していた。

一方でベラルーシの国営ベルタ通信は7日、ルカシェンコ大統領がナザルバエフ氏と電話会談し、カザフスタン情勢について協議したと報じた。(共同)