照ノ富士、103年ぶり快挙なるか

贈呈された優勝額の前に立つ横綱照ノ富士=8日、東京・両国国技館(代表撮影)
贈呈された優勝額の前に立つ横綱照ノ富士=8日、東京・両国国技館(代表撮影)

令和4年の大相撲が9日初日の初場所から始まる。

土俵の中心は一人横綱の照ノ富士だろう。昨年は6場所中4場所で優勝。九州場所を自身初の全勝で制するなど充実ぶりが際立つ。今場所も賜杯を抱けば、大正8年の栃木山以来、103年ぶりの「新横綱場所から3連続優勝」の快挙となる。

貴景勝と正代の両大関も取りこぼしをせず、優勝争いに絡んでいきたい。初場所は6年連続で初優勝力士が誕生しており、若手の躍進も期待される。

関脇の御嶽海は三役在位が10場所連続となり、通算では昭和以降単独6位の28場所目。秋場所9勝、九州場所11勝と来ており、今場所で13勝を挙げれば大関昇進の目安とされる直近3場所合計33勝に届く。

昇進問題を預かる審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は「上がる上がらないは相撲内容とかもある。数字(勝ち星)だけで、どうこうという考えにはならない」と総合的に判断する構えだ。御嶽海は優勝2回の実力者ながらも、三役で2桁勝利を2場所続けたことがない。好内容の相撲で、どこまで星を伸ばせるか注目される。(宝田将志)