産経抄

1月8日

北京冬季五輪の開幕が近づくにつれ、昨年のバカ騒ぎは何だったのかとの苦い思いが募る。当時、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長だった森喜朗元首相の女性をめぐる軽口をめぐり、「日本に五輪開催の資格があるのか」とまで攻撃した識者らはなぜ今、口を閉ざすのか 。

▼森氏が「女性は話が長い」と語ると、マスコミは一斉に人種や性別、宗教などでの差別を禁じる五輪憲章違反だとたたいた。朝日新聞は社説で「暴言・妄言」「女性全般を侮辱」と決めつけたが、少数民族を弾圧し、ウイグル人女性に不妊手術まで実施しているとされる中国に対しては、もっと非難してしかるべきだろう。 

▼新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止を求める声も強かった。「世界の変異株の展示会みたいになり…」。立憲民主党の枝野幸男前代表の意見が典型例だろう。ならばなぜ、新変異株「オミクロン株」が世界的な大流行の中で、複数の都市が封鎖されている中国での開催はオーケーなのか。

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