東京SG、攻撃ラグビー健在「厳しい戦い」制す

【ラグビー リーグワン 東京サントリーサンゴリアス対東芝ブレイブルーパス東京】後半、トライを決める東京SG・斎藤直人=味の素スタジアム(福島範和撮影)
【ラグビー リーグワン 東京サントリーサンゴリアス対東芝ブレイブルーパス東京】後半、トライを決める東京SG・斎藤直人=味の素スタジアム(福島範和撮影)

ラグビーのリーグワンは8日、3試合が行われ、B組の東京SGはBL東京に60―46で勝った。

激しい点の取り合いを制した。記念すべき新リーグの開幕節。ともに東京都府中市に拠点を置き、ともにトップリーグ(TL)で最多タイとなる5回の優勝を誇るチーム同士の対戦は東京SGに軍配が上がった。ヘイグ監督は「厳しい戦いの中でも勝利できた」と選手をたたえた。

TLからリーグワンに変わっても、持ち前の「アグレッシブ・アタッキングラグビー」は変わらない。前半はBL東京の接点での激しさの前に24-27で終えたが、後半に本領を発揮した。

後半23分に自陣ゴール前からの逆襲で最後はSH斎藤がトライ。その4分後にはCTB中村亮主将のキックパスからWTBリーがトライを挙げるなどし、多彩な攻撃でBL東京を突き放した。

日本ラグビー界のさらなる発展を目的に、スタートしたリーグワンだが、開幕前に東葛の外国出身選手が麻薬取締法違反の疑いで逮捕される事件が発生。新型コロナウイルスの影響で、7日に予定されていた開幕戦の中止も決まった。暗い話題が続くが、SH流は「ラグビー界が変わろうとしている。選手としてやることはグラウンドで高いスタンダードのプレーをして喜んでもらうこと」と前を向く。

まず1勝。防御に課題は残ったが、「シーズンは長い。毎週課題をクリアにしてファイナルまで向かっていければ」と中村亮主将。目指すはもちろんリーグワンの初代王者だ。(橋本謙太郎)