静岡の義母強殺、38歳男の無期懲役確定へ

最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は、静岡市駿河区で平成29年、妻の母、神久美子さん=当時(62)=を殺害して約300万円を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた無職、山本豊和被告(38)の上告を棄却する決定をした。7日付。求刑通り無期懲役とした1、2審判決が確定する。

判決によると、29年10月5日、神さんの自宅で首を手で圧迫し窒息死させて殺害、現金を奪った。翌6日に駿河区の道路脇の草むらに遺体を遺棄した。

被告は当時新聞販売店に勤務しており、集金した新聞代をパチンコなどに使って神さんに借金をしていた。静岡地裁の裁判員裁判では「訪ねると死亡していた。現金を持ち出して遺体を遺棄したが、殺害していない」と無罪を主張した。

昨年2月の1審判決は「被告の供述は甚だ不自然で信用できない。生活費に窮し、神さんを殺害して現金を手に入れようとした」と退けた。2審東京高裁も支持した。