国軍、少数民族に停戦表明 ミャンマー

7日、ミャンマーの首都ネピドーでミンアウンフライン国軍総司令官(右)と会談するカンボジアのフン・セン首相(ミャンマー国軍提供、共同)
7日、ミャンマーの首都ネピドーでミンアウンフライン国軍総司令官(右)と会談するカンボジアのフン・セン首相(ミャンマー国軍提供、共同)

クーデターで全権を握ったミャンマー国軍は7日夜、全ての少数民族武装勢力と今年末まで停戦すると一方的に表明した。ミンアウンフライン総司令官と東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのフン・セン首相の会談後に発表した共同声明に盛り込んだ。

国軍は最近までタイ国境付近の武装勢力を空爆するなどしており、実効性は不明だ。ASEANは昨年4月に総司令官も出席した臨時首脳会議で、暴力の即時停止など5項目で合意したものの、国軍は履行していない。

ミャンマーには約20の少数民族武装勢力があり、このうち10組織が政府と停戦協定を結んだ。ただ昨年2月のクーデターに反発し、タイ国境に近い南東部を拠点とするカレン民族同盟(KNU)は民主派の支援に回り、国軍と激しい戦闘を展開している。(共同)