東京・代々木の焼肉店で立てこもり 店長を人質か

刃物を持った男が立てこもる飲食店を包囲する警察官ら=8日午後10時59分、東京都渋谷区(春名中撮影)
刃物を持った男が立てこもる飲食店を包囲する警察官ら=8日午後10時59分、東京都渋谷区(春名中撮影)

8日午後9時ごろ、東京都渋谷区代々木の焼肉店「焼肉牛星代々木店」で、「男が立てこもっている」と110番通報があった。警視庁によると、男は刃物のようなものを所持して店長を人質に立てこもっている。男は客として訪れ、店員に「警察に連絡しろ」と書かれたメモを手渡したという。「爆弾を起動した」などと爆発物も持っているようにほのめかしているという。

警視庁は人質の安否を確認するとともに、人質を解放するよう男と交渉を続けている。店は営業中だったが、客と他の従業員らは避難し、けが人はいないとみられる。

現場はJR代々木駅西口前間近にある飲食店などが入る建物の地下1階で、パトカーや消防車などが駆け付け、現場周辺を規制線で封鎖。警察官が警戒に当たり、報道陣が殺到するなど現場は物々しい雰囲気に包まれた。

店の近くの学習塾でアルバイトをしている大学生の男性(20)は、午後9時半過ぎに授業が終わって外に出たら多くの警察車両が来ていたといい、「大変なことが起きていると気付いた」と話した。「塾の生徒たちも怖いだろうし、周囲の店も不安だと思うので、早く解決してほしい」と語った。