新年へ「おたのもうします」 京都・花街で始業式

始業式を前に、新年のあいさつを交わす祇園甲部の舞妓ら=1月7日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)
始業式を前に、新年のあいさつを交わす祇園甲部の舞妓ら=1月7日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)

京都の花街・祇園甲部などで7日、仕事始めに当たる「始業式」があった。黒紋付きに、稲穂や今年の干支(えと)の寅をあしらったかんざしで正装した芸舞妓(げいまいこ)が集まり「今年もおたのもうします」と新年のあいさつを交わした。

始業式を待つ祇園甲部の舞妓ら。飾りを直し合ったり談笑したりしていた=1月7日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)
始業式を待つ祇園甲部の舞妓ら。飾りを直し合ったり談笑したりしていた=1月7日午前、京都市東山区(渡辺恭晃撮影)

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大のため中止され、2年ぶりの開催となった。京都市東山区の八坂俱楽部には、芸舞妓ら約100人が集合。式は例年の半分程度の約40分に短縮され、新成人となる舞妓を祝福したほか、京舞井上流家元で人間国宝の五世井上八千代さんが恒例の地唄「倭文(やまとぶみ)」を披露した。

3月で20歳になる舞妓、佳つ春さん(19)は「舞妓としての最後の年。後輩たちを引っ張っていける舞妓になりとおす」と話した。