都内積雪で搬送392人 首都高、夜通し立ち往生も

まとまった積雪から一夜明け、足元に気を付けながら通勤する人たち=7日午前、東京・JR新橋駅前
まとまった積雪から一夜明け、足元に気を付けながら通勤する人たち=7日午前、東京・JR新橋駅前

4年ぶりに10センチに達した積雪から一夜明けた7日、東京都心部など首都圏は、高速道路の一部区間が通行止めとなり、全日空の羽田空港と各地を結ぶ9便が欠航するなど影響が続いた。7日午後には晴れ間も広がって気温も上昇し、交通への影響は解消に向かったが、路面凍結が原因とみられる事故や立ち往生も発生。都内では6~7日に足を滑らせるなどし転倒し搬送された人は計392人に上った。

東京消防庁によると、凍結した路上などで歩行者が足を滑らせたり、自転車の利用者がハンドルを取られたりしたことで転倒し、6日に搬送されたのは130人。50代が最も多く36人、次いで70代が30人、60代が27人。7日も午後3時までの間に262人が搬送。60代が最も多く60人、50代が59人、70代が51人だった。同庁によると、降雪後の数日間は事故が多く、靴を滑りにくいものにするなど足元への注意を呼び掛けている。

警視庁によると、首都高速道路の中央環状線では、江北ジャンクション(JCT、足立区)―板橋JCT(板橋区)で通行止めが発生。内回りは6日午後5時半から通行止めが始まり、約280台が立ち往生し、7日午前7時45分に解消された。外回りは6日午後7時45分から通行止めが始まり約650台が立ち往生。7日午前2時10分に解消された。首都高速道路会社の職員が立ち往生している運転手に水や食料、簡易トイレを配ったという。

同庁によると、首都高では6日午後3時から7日午前8時半までの間、確認されただけで物損事故が99件、人身事故が4件発生。多くが夏用タイヤだったためにスリップしたなどの事故だった。

東京都国分寺市では7日朝、路線バスが住宅に突っ込んで40代の男性運転手が軽いけがをした。転倒した自転車を避けようとしてスリップしたとみられる。住宅は一部壊れたが住民にけがはなかった。