大和ハウス、夢洲開発に意欲 芳井社長「ポテンシャル高い」

大和ハウス工業の芳井敬一社長(黒川信雄撮影)
大和ハウス工業の芳井敬一社長(黒川信雄撮影)

大和ハウス工業の芳井敬一社長は7日、令和7年の大阪・関西万博開催や、統合型リゾート施設(IR)の誘致が計画される夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の開発参画に意欲を示した。大和ハウスはIRへの出資も決定している。芳井氏は、6年度に夢洲で完成予定の新駅の周辺開発にも「ぜひ関わりたい」と強調した。

産経新聞社などのインタビューに応じた芳井氏は夢洲について、「ポテンシャルが非常に高い。交通インフラ面での課題が指摘されるが、いずれ解消されるだろう」と述べ、万博開催やIR誘致などを通じて、夢洲周辺のインフラ整備が進むとの見通しを示した。大阪メトロ中央線が延伸し、6年度には新駅が完成予定であることから「その周辺が開発される。それらの事業にぜひ関与したい。われわれは住宅だけでなく、商業施設やホテル、物流センターなども手がけられる」と述べ、駅周辺の複合開発などに関心を示した。

一方で芳井氏は、万博のパビリオン出展の可能性は否定した。昨年末に公表されたIRへの出資をめぐっても具体的な出資額などについては明かさなかった。

また、社内の働き方改革をめぐり、社員の副業の解禁を検討する考えを明らかにした。芳井氏は「本人が興味を持つことをやるのであれば、成長につながる。本業でも役立たせることができる」と述べた。