山梨県、オミクロン市中感染を初確認 成人式向け検査キット配布

山梨県が提供するコロナ抗原検査キットを受け取る身延町の職員=7日、甲府市(平尾孝撮影)
山梨県が提供するコロナ抗原検査キットを受け取る身延町の職員=7日、甲府市(平尾孝撮影)

山梨県の長崎幸太郎知事は7日の記者会見で、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による県内での市中感染を確認したと発表した。

オミクロン株をめぐっては5日、県外在住で、県外で感染したとみられる女性の感染を確認しているが、この日は8人の新規オミクロン陽性者を確認。このうち2人が、感染経路不明で発症2週間以内の県外への移動歴がないことから、県内初の市中感染とみられる。

長崎氏は「感染拡大『第6波』の入り口に立っている」との認識を示し、医療機関や高齢者施設への対応を指示。その上で、今月末まで、飲食店などで同一テーブルでの5人以上の会食を自粛することなど、県民に対し感染防止対策への協力を要請した。

一方、県は、市町村がこの週末に主催する成人式の参加者全員に対して抗原検査の実施を要請しているが、7日に、検査キット計約1万セットを配布した。

市町村の一部では成人式前日にキットを式典参加予定者に渡し、コロナ陰性を確認した上で、成人式への参加を求めるほか、当日の開会前に検査するなどの対応をとる。