「十日戎」前に福笹づくり 和歌山・蓬莱山三敬院

蓬莱山三敬院で行われた「十日戎」の縁起物となる福笹づくり=和歌山県田辺市
蓬莱山三敬院で行われた「十日戎」の縁起物となる福笹づくり=和歌山県田辺市

「田辺のえべっさん」として知られる蓬莱山三敬院(ほうらいさんさんけいいん)=和歌山県田辺市宝来町=で、商売繁盛や家内安全などを祈る「十日戎(とおかえびす)」の縁起物となる福笹(ふくざさ)づくりが7日、始まった。約3千本を用意する。

江戸時代後期から十日戎が始まり、紀南地方では最も古いとされる。9日の「宵(よい)戎」、10日の「本(ほん)戎」、11日の「残り福」の3日間で例年約3万人が訪れるが、昨年は新型コロナウイルスの影響で2万人程度に減ったという。

福笹づくりは池永真行住職や家族、檀家(だんか)の人たちが取り組み、オカメザサに、お札やタイなどを手際よくつけていく。参拝者に渡す前に熊手や小判、俵などもつけるという。福笹は千円から3万円まで。

池永住職は「地元の景気回復を願う」と話す。午後5~9時が混み合うため、午前中や昼間の参拝を呼びかけている。