春高バレー

女子準々決勝 金蘭会(大阪)攻守にさえ

【金蘭会-三重】準々決勝の第1セット、スパイクを放つ金蘭会の井上未唯奈(1)=東京体育館(甘利慈撮影)
【金蘭会-三重】準々決勝の第1セット、スパイクを放つ金蘭会の井上未唯奈(1)=東京体育館(甘利慈撮影)

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(産経新聞社など主催)は7日、東京体育館(東京都渋谷区)で男女の3回戦と準々決勝計24試合が行われた。大阪府代表の女子・金蘭会は3回戦で都城商(宮崎)、準々決勝で三重(三重)をそれぞれストレートで破り、2年ぶりのベスト4進出を決めた。女子・大阪国際滝井は3回戦で共栄学園(東京)に接戦の末、フルセットで敗れた。8日に行われる準決勝で、金蘭会は就実(岡山)と対戦する。

3年ぶりの全国制覇を狙う金蘭会は、堅い守備とスピードある攻撃的なバレーで相手を寄せ付けず、準々決勝をストレートで制した。

第1セットは、序盤からエースの吉武美佳(3年)、上村杏菜(1年)の強烈なスパイクが決まると、その後も井上未唯奈(1年)の移動攻撃などで着実に得点を重ねる。2度の6連続ポイントを奪い、相手に試合の流れを渡さないままセットを先取した。

続く第2セット、序盤から相手のブロックや、レシーブを崩して得点するものの、金蘭会の攻撃パターンの隙を突く相手のスパイクや時間差攻撃で応戦される展開。吉武は「最後は自分が決めるつもりで声をかけた」と振り返る。中盤、終盤は相手のスパイクやブロックが決まり、一時逆転される場面もあったが、安定した守備からの攻撃で切り返し27-25で試合を決めた。

金蘭会・池条義則監督 「厳しい流れの中でも持ち味を発揮ししっかり勝ち切れた。次は体力と精神力がいる5セット戦。夏からの成長を期待して臨む」