欧州や国連、カザフ情勢懸念し相次ぎ声明 自制を要求

カザフスタンの空港でロシア軍機から降ろされる車両=6日(AP)
カザフスタンの空港でロシア軍機から降ろされる車両=6日(AP)

デモ隊が暴徒化し、武力鎮圧されたカザフスタン情勢をめぐり、欧州連合(EU)や国連、英国などは6日、相次いで声明を出し深い懸念を表明、全ての当事者に暴力行為の自制を求めるなどした。

EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表はツイッターで「深い懸念」を表明。市民の権利と安全を保障するよう訴え、危機の解決に取り組む用意があると強調した。ロシアを念頭に「外部からの軍事支援」へ警戒感を示した。

バチェレ国連人権高等弁務官も全当事者に暴力行為の自制を求め、平和的解決を模索するよう促す声明を出した。平和的な抗議活動や表現の自由といった権利は国際法で認められているとした上で「どれだけ怒り、苦悩していたとしても、他者への暴力に訴えてはならない」と強調した。

英外務省は声明で、暴力行為や建造物などの破壊を非難、デモ参加者に平和的に行動するよう呼び掛けた。(共同)