「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われるバレーボールの第74回全日本高校選手権で、女子は大会2連覇を狙う就実(岡山)が準々決勝でフルセットの末に岡崎学園(愛知)を破り、4強入りを決めた。
第2セットを奪って勢いづく相手に、最終セットは先にマッチポイントを握られた。前回優勝メンバーの曽我紀美(3年)の強打でジュースに持ち込み、最後は深沢つぐみ(3年)が強打を重ねて振り切った。
練習試合では1セットも奪われたことのない相手に追い込まれ、「私も選手も甘く見ていたかもしれない。よくしのいだ」と西畑美希監督。エースの深沢めぐみ主将(3年)は「自分たちで崩れたので、明日から修正して戦いたい」と気を引き締めた。