首都圏積雪、転倒で215人搬送 一夜明け都心は氷点下

まとまった積雪から一夜明け、凍結した路面に足を取られる人=7日午前、東京・JR新橋駅前
まとまった積雪から一夜明け、凍結した路面に足を取られる人=7日午前、東京・JR新橋駅前

4年ぶりに10センチに達した積雪から一夜明けた7日、東京都心部など首都圏は、高速道路の一部区間が通行止めとなり、全日空の羽田空港と各地を結ぶ9便が欠航するなど影響が続いた。雪はやんだが路面凍結が原因とみられる事故や立ち往生も発生。東京消防庁によると、都内では6~7日にかけて、雪による転倒で9~97歳の男女215人が救急搬送された。

気象庁によると、都心部では7日朝、6日より1・8度低い氷点下3・5度を記録。警視庁によると、7日午前8時半までの集計で、都内では雪の影響による交通人身事故が77件起きた。首都高速道路では6日から7日にかけて多数の車が立ち往生した。東京都港区のレインボーブリッジでは通行止めが続いた。

埼玉県警によると、春日部市の国道で7日午前0時15分ごろ、トラック5台が絡む事故があり、男性4人が病院に搬送された。県警は路面凍結によるスリップが原因とみて調べている。

JR新橋駅(東京都港区)周辺は広範囲で路面が凍り、慎重に歩く人が目立った。沖縄県出身という西東京市の会社員笠原浪紀さん(29)は「自宅近くの道路も凍っていて歩くのが大変だった。こんな時こそテレワークだったら良かったのに…」と驚いた様子。横浜市栄区の男性会社員(43)は「バスが遅れ、通勤に時間がかかった。もっと早く家を出ればよかった」と話した。